アンティークギャラリー




(株)アクシスさまのご依頼で、岡山県の古い倉庫の改修工事の内装と外観のデザインの仕事をさせて頂きました。
アクシスさまを通してのお仕事でしたが、偶然にも私の本「毎日使いたいアンティーク雑貨」をお持ちになっておられまして、
大変嬉しく思いました。
施主さまは、アンティークをこよなく愛されている奥様のせつこさん。
ご自宅もご主人のお父様が造られたお住まいを、大切にして素敵な暮らしをされておりました。
冬の到来を待つ岡山県を訪ねたのは去年事でした。ご挨拶をさせて頂いてからは、ご自宅のアンティークに釘づけになっ
てしまいまして、なかなか本題にはいれずの私達でした。
せつこさんのご依頼は倉庫の屋根部分は残し、内装をいずれギャラリーとして人の集まる場所のしたいという事でした。
いつかくるこの日の為に、自宅や裏庭などのいたるところに建具が隠れていました。
なので、建具は使いきれない程です。。。ある程度の建具を指示して頂いて、内装のご提案をさせて頂きました。
それをベースにして頂き、変更しながら進めて頂きました。
すでに、物語りのある古いモノをたくさんお持ちでしたので、そのモノの存在価値を引き立たせる為に器になる内装は白を
ベースに主張しすぎない、造り込まない空間づくりというシンプルなものでした。
その中にも四方から入り込む、光の陰影が色々な顔となる気がします。
その他、空間のポイントになる床にこだわりました。スペースの中央を囲むように土間の仕上げをしまして、空間を澄んだ
イメージにしました。




イメージ図




上記は改築前の倉庫です。
床は昔ながらの土間。天井にはペンでナンバーが記してあったりで、懐かしい思い出の場所のようでした。




下記の写真はせつこさんの憩いの場所です。
今回、新たに造った空間とは対照的で、レトロな感じです。
思い入れのある品物に囲まれて、お友達とのお茶の時間を楽しまれているとの事です。
和の骨董や古布もこよなく愛されていて、せつこさんの手がけられた小物は完成度と温かみのある物ばかりです。

ご縁があって岡山で素敵な方と出会えた事をとても嬉しくおもいました。